どんな青年がいるの?
がんばっている業者青年 ピックアップ
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笑顔充満のスナック
大阪・北区民商青年部
立石 桂子さん
スナック「メンバーズ・パール」を経営する立石さんは、大阪・北区民商青年部でも明るい笑顔で相談に乗ります。
大阪・北区民主商工会(民商)青年部に所属し、曽根崎の料飲街でスナック「メンバーズ・パール」を経営する立石桂子さんは、開業するために大変な努力をしてきました。
大学卒業後に就職した建築会社では、阪神大震災の復興にむけて休日出勤と残業の連続。体を悪くした立石さんは3年間勤めた職場を離れ、大学生時代にやっていた「夜のバイト」を再開。
そのうち知り合いのママから空店舗を紹介されます。
近所に店を構える青年部員らに書類などのアドバイスを受けながらも、独立については悩みました。
しかし、実際に店舗へと足を運ぶとすぐに気に入り、10日後には店を開きました。
開店するための工事は、建築会社に勤めていた時の知り合いに頼みつつ、自分も午前0時ごろに北新地でのバイトを終えたその足で、大工道具を担いで工事を手伝いました。
「自分でもペンキ塗りとかできるし、友達にドア作ってもらったり」して、「オープンの日なんかペンキが乾いてなかったもんね。もう失態だらけ」だったそうです。
開業した立石さんを父親は「お前が思うようにやれ!」といい、母親も渋々「アカンくなったら帰っておいで」と認め、今では親せき中に応援されているそうです。
きょうも立石さんは、店を訪れる私たちをいっぱいの笑顔で迎えてくれます。